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治療について考える


摂食障害の治療。被害を最小限に抑えるためにも、積極的に取り組んでください。




<摂食障害は薬だけでは治らない>
摂食障害は薬だけで治る病気ではありません。心の病気である以上、心を揺さぶらない限り、真の回復は難しいと思われます。あらゆる薬を上手に使うことで、回復へもプラスの影響が出る可能性が。ただし、根本解決にはなっていません。便秘の方が下剤を飲んで、一時的に便を排出したようなものです。腸の改善をしない限り、すぐに便秘になってしまいます。摂食障害も根本解決(=心の治療)をしない限り、真の回復を遂げたとは言いがたいのです。


摂食障害を克服するためには、自分の心を揺さぶり、心の毒素を出し、症状が出ないような「心の豊かさ(=たくさんの愛情)」を手に入れることが、もっとも効果的です。「回復」のためのカウンセリングを受ける際は、摂食障害治療を専門とする場所で、自分の苦しみを「共感」してもらえる相手が必要となります。一番いいのは、摂食障害の治療を専門とする人の監督の下、実際に摂食障害を克服した人に、話を聞いてもらい、共感してもらい、具体的なアドバイスをもらうことが良いのだと思われます。

肩書きのすばらしい人の書いた文章よりも、体験者の共感の方が、心への影響がはるかに大きいものです。「こころの病気」である以上、自分の心を揺さぶるのが、何よりも効果的なのです。

<摂食障害を「治す」場所>
摂食障害の回復を目的として治療に臨むのであれば、やはり摂食障害を専門とし、「治してくれる」場所に行くことが重要だと思われます。摂食障害を治すのに「心を揺さぶる」のが回復に最も効果的であるとはいえ、一般の社会で実行するには、少々無理が生じてくるでしょう。しっかりと心理療法を行える環境を、確保することが重要です。

心療内科・保険カウンセリング・処方される薬(精神安定剤・食欲抑制剤・睡眠薬など)は、摂食障害そのものを治すものではありません。ただし、その存在を否定する必要もありません。摂食障害を「治す」ためではなく、「回復を助けるもの」と割り切って利用することで、回復にプラスとなる可能性があります。摂食障害の専門家と各心療内科の双方の話を良く聞き、最も効果的な回復を目指してくださいね。

<治すための覚悟を持つ>
とにかく、患者さん本人が「治そう!!」と思わない限り、この病気の回復は難しい。いくら周囲が「何でも協力するから治って!!」と願っても、本人に火がつかないと意味がない。とにかく必要なのは、患者さん自身が、

  (1) 何が何でも治すぞ、、という覚悟
  (2) 治すためなら努力は惜しまないぞ、、という覚悟
  (3) 出来ることは何でもやるぞ、、という覚悟

この.3つの覚悟を持つことが大事なのです。
ご家族が火をつけようと必死になるのは分かります。ただ、「お願いだから、お母さんも辛いんだから、だから治す気持ちを持って!!」、、などという発言は、あまり好ましくありません。ご家族の方も本当に辛いんだけどね、、ここは我慢。相手は、「食生活」っていう基本的なことが出来ない「病人」なんだから。相手の気持ちになって、強制などせず、気長に取り組んであげてください。

患者さん自身で、すでに治す意志のある方は、上記3つの覚悟を忘れず、治療に対して前向きに取り組んでいただきたいと思います。

<とにかく早期治療!!善は急げ!!>
迷ってる場合ではありません。洋服を買うときの迷いと同じ感覚になってはいけません。食べることは、生きていくための基本行為です。刻々とあなたの生命が危機にさらされているのです。すでに多くの損失を抱えているあなたです。その損害を最小限に抑えるべく、治療に向けて行動に出ていただきたい、、、そう願っています。





私は、かなり追い詰められた状況で、真剣に治療に取り掛かりました。追い詰められていたからこそ、病気と決別する覚悟はすぐに持てましたが、回復はやはり困難だった。ただ、そんな私でも回復はしてる。今、予備軍レベルの人も、すでに追い詰められている人も、、スタート時点がどこにあろうと、それ以上苦しむことだけは避けて。とにかく治って欲しいです。


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