| <医師による診察> |
心療内科・精神科などで、「摂食障害」患者さんを対象に診察をくださるところは、全国に点在します。ただ、「摂食障害を治す」のではなく、「症状を抑える」ための対策を取ることが多いようです。ここからは、私の体験談です。全ての先生に当てはまるわけではありません。ただ、一般的な先生(むしろいい先生だったな)の対応だと思っています。
A先生は、摂食障害の世界では著名な方でした。1〜2時間待たされて、受けた診察は5〜10分程度。アンケート・体重測定・血液検査、、くらいかな。体重が軽くなると入院するよう、決められていたので、私は痩せた身体に洋服を着込んで体重測定にのぞんだものです。
特別何かをするわけでもなく、「最近どうですか?」が決まり文句でした。症状がひどいことを伝えると、食欲抑制剤を処方してくるだけでした。薬を飲めば食欲は落ちるのですが、風邪を引いても、虫歯になっても、徹夜明けでも過食していた私にとって、薬はあまり意味のないものでした。「効かなかった」と伝えても、違う薬を処方されるだけで、、どこか適当に実験をされているような思いでした。薬が効かないのなら、、と、本を読むようにすすめられたりもしましたが、摂食障害の知識がつくだけで、根本治療には結びつきませんでした。診察は3回で止めました。
摂食障害を治してくれる!!、、そう信じて、「最後の手段」くらいのつもりでのぞんだ治療のため、そのとき感じた「絶望感」は、今考えてもぞっとします。
B先生へは、「摂食障害を治してくれる」、、などという期待を持たず、単に「精神安定剤をくれる先生」という認識で診察をうけました。
「最近、過食の方はどうですか?」と聞いてはきますが、病気の治し方については不明瞭なようで、著名な先生の本を紹介したり、グループミーティングへの参加をすすめたり、、、あとは、私を励ましたり、、それだけでした。
薬が必要なくなった時点で、先生にも用がなくなってしまいました。
摂食障害に関して著名な先生を否定するわけではありません。先生方の「摂食障害に関する研究」があるからこそ、この病気のカラクリが、多少分かってくるのも事実です。ただ、実際にその先生方が病気を治せるのかというと、その辺については不透明な部分が多い。
拒食症の患者さんについて、周囲が「治った」と判断しても、陰で過食嘔吐していれば、データに残らない。過食嘔吐の患者さんだって、ひたすら隠している人がほとんどなのですから、、公開されている数字を100%信じるのはどうかと思います。
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