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第3章 計算しましょう(1)
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摂食障害による経済損失の計算方法
実際に経済損失を計算してみましょう。
<まずはあなたの症状を分析>
あなたの症状は、、拒食?過食?下剤乱用?
・ 拒食症の患者さん:
主に時間の経済損失が生じます
・ 過食症(嘔吐含む)の患者さん:
食費損失・時間損失などが生じます
・ 下剤乱用の患者さん:
下剤購入費など
どれかひとつに、、というよりも、複数に該当する患者さんが多いでしょうね。下剤乱用の患者さんは、その裏に「過食」が潜んでいることがほとんどなわけですし。過食嘔吐していて、かつ日常生活では拒食状態の人もいますからね。
<食費の経済損失を計算>
■ 症状について考えましょう
1日(1週、1ヶ月)に何回症状が出るのか。1回につき、いくらの食費がかかるのか、その状態を何年続けてきたのか、、がポイントです。
≪年間の過食費算出≫
≪過去の過食費算出≫
≪今後の過食費算出≫
1日分×回数
=1週間分
1週間分×4週
=1ヶ月分
1ヶ月分×12ヶ月
=1年分
、、、で算出できますね。
左の年間過食費をもとに、
1年分×病歴=
過去の損失
、、、で算出できます。
最低10年続くとして、左記の年間過食費をもとに、
1年分×10年=
今後の損失
、、、あぁ、おそろしい。
<時間の経済損失を計算>
■ 症状について考えましょう
1日(1週、1ヶ月)に何時間症状が出るのか。自分の時給・年収はいくらなのか。自分は今の仕事を続けたいか(もしくは仕事に就きたいか)、、などがポイントとなってきます。
≪年間の損失算出≫
≪今後の損失算出≫
時給(※)×1日の症状時間
=1日分
1日分×回数
=1週間分
1週間分×4週
=1ヶ月分
1ヶ月分×12ヶ月
=1年分
※)時給を算定できない人は、1,000円で統一
最低10年続くとして、、左記の年間損失額をもとに、
1年分×10年=
今後の損失
、、、かなりの額ですよ。
≪働くことを希望する人は、、、≫
もし、不本意ながら退職、、なんてことになったら。もしくは就きたい仕事に就けないとしたら。あなたの現在(もしくは見込み)の年収より、、
年収×(希望勤続年数−勤続可能年数)=
損失額
、、、あぁ、おそろしい。
<その他の経済損失>
下剤を乱用される方は、その金額を(要領は過食費の場合と同じです)。現在、合併症の治療を行っている方はその損失も。たたけば、どんどん出てきますよね、、それくらい、摂食障害が招く経済損失は大きいのです。
<合計金額を出しましょう>
これまでに計算した内容を、合計して、、あなたの経済損失が算出されるわけですが、、その金額は、数千万円にものぼることが多いようです。
注) あまり神経質に計算しなくてもいいですよ。「深刻さ」が分かれば十分です。
次の項に私の計算例を掲載してますので、そちらを参考にして、あなたも計算してみてください。
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