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犯罪(窃盗など)


摂食障害を抱えてしまったがために、犯罪を起こしてしまうことだってある。常識を超えた範囲で、人に迷惑をかけてしまうことは、あなたの病気にとっても良くないのです。




<症状のためなら犯罪行為も起こす>
自分が、犯罪行為を起こすことになろうとは考えもしませんでした。中学生の頃、悪ふざけで万引きの手伝いをしたことはあります。でもそれは、悪いことへの好奇心による行為。歳を重ねるごとに、当然良識が備わり、ある程度常識の範囲で行動できる、、それが一般の大人です。まして、誰が見ても「犯罪」だと思われる行為に、あえて手を染めたりはしないハズです。


成人、、まぁ、学生はある程度無茶をするとしても、就職して、一般の企業に勤めていた私が、24歳のときにとっていた行動は、明らかに「常識」を超えていました。世間ではそれ相応に認めていただける肩書きを引っ提げ、某企業の技術職に就き、過食費に苦しんでいたとしても、一応定収入があった私です。でも、陰では万引きを繰り返していました。会社を出たあと、そのままスーパーに駆け込み、大袋に大量の食材を詰め込んでいたのです。

「今日だけ、もう止めよう。」、、、犯罪であることが分かっていたのにも関わらず、万引き行為は毎日繰り返されました。自制の効かない自分が怖かったです。翌日、何事もなかったかのように会議に出席する自分、、もう生きていくのも恥ずかしい思いでした。


<犯罪行為も症状のひとつ>
病気の治療にあたり、自分の犯罪行為を告白したとき、他の患者さんも同じような経験を持った方が多く、これらの行為はすべて「病気」がさせていたことなんだ、、、と分かったとき、本当に肩の力が抜けて、ほっとしたのを覚えています。自分の人格を疑い、生きていく価値すら否定し始めていたので、この事実は、私にとって大きな救いとなりました。

結局、摂食障害を克服していくことで、あの犯罪行為を引き起こしていた心の状態も改善されました。今は、万引きをする、、なんて、ちょっと考えられません。興味なしです。


改めて、犯罪行為が「症状」だったということ、、そして、摂食障害が「心の病気」であったことを痛感しました。あのまま病気を治さないでいたら、きっと取り返しのつかない犯罪を起こしていたかもしれません。どんなに良識のある人でも、「摂食障害」という病気を抱えることで、いともたやすく犯罪に手を染めてしまうのです。それくらい、摂食障害は恐ろしい病気だということを理解していただきたいと思います。

<犯罪者を社会は許してくれない>
摂食障害者が犯罪を起こすのは、「症状」のひとつといっても過言ではありません。摂食障害を克服することで、犯罪行為とも自然に決別できるでしょう。現役の患者さんを責めたところでどうにかなるものでもありません。ただし、どんな理由があるにせよ、犯罪行為を社会は許してくれません。どんなに患者さんが良識ある人であり、摂食障害という大変な病気にかかってしまったせいで衝動的に犯罪行為を起こしたのだとしても、それは「言い訳」として扱われるだけです。

犯罪者というレッテルは、想像以上に、患者さんを苦しめます。そんな苦しみは未然に防ぐべきです。このサイトをご覧になる方の中には、すでにそのレッテルを貼られた人もいらっしゃるかもしれません。レッテルを貼られた事実は覆せませんし、それなりの苦しみを伴うかもしれません。ただ、全ては病気がさせてしまったことですし、それで人生が終わるわけではありません。ただ、苦しみは最小限に抑えるべく、病気との決別を誓って欲しいのです。






私も、さすがに犯罪に手を染めたときだけは、背筋が凍りつきそうでした。病気との決別を誓う、大きな動機づけにもなった。今の状態に感謝。病気を治すことに専念して、本当に良かったと思っているのです。じゃないと破滅してた(苦笑)。

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